渡哲也の長男は、芸能人の二世が多く進むエンタメ業界ではなく、一般の民間企業へと進んだ。大学卒業後、大手企業(一部では大手テレビ局のスタッフとも報じられている)に就職し、サラリーマンとしての道を歩んできたとされる。
父である渡哲也は、自らの知名度やコネを息子に使わせることを固く戒めていた。「親の七光りで生きるな」という教えを徹底し、長男もまた父親の名声を一切笠に着ることなく、自らの力で社会人としての実績を築き上げたという。現在も一般人として穏やかな生活を送っており、家族のプライバシーを守り抜く姿勢は一貫している。
渡哲也が残した遺産や意志についても、家族間で争いが生じることは一切なかった。石原プロモーションの解散に伴う各種整理や、遺品の管理についても、長男と妻が中心となって粛々と手続きが進められたという。派手な芸能界の遺産争いとは無縁の、誠実で清廉な家族の素顔がそこにはある。