現場の美容師に話を聞くと、セルフカットの失敗で駆け込んでくる客には共通点があるという。筆頭にあがるNG行動が「工作用ハサミの使用」だ。切れ味の鈍いハサミは毛髪の断面を潰し、酷い枝毛やパサつきを引き起こす。必ずカット専用のハサミを用意したい。
二つ目のNGは「一度に目標の長さまで切ろうとすること」。1センチ切るなら、まずは3ミリ刻みでハサミを入れ、都度鏡から離れて全体のバランスを確認する。前髪だけに集中しすぎると、顔全体のシルエットが崩れやすい。
三つ目は「すきバサミの過剰使用」だ。毛量を減らしたい一心で何度も刃を入れると、短い毛が飛び出し、まとまりを失ってしまう。すきバサミはあくまで全体の毛量を微調整する仕上げの道具として使おう。