ゲーム版での評価が高かっただけに、2018年にTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』の制作が発表され、ジョルノ役が小野賢章に決定した際には、ファンの間で驚きの声が上がりました。ネット上では「なぜ交代したのか」「何らかのトラブルによる降板なのか」といった憶測も飛び交いました。
結論から言えば、この交代はトラブルや不祥事による降板ではなく、「ジョジョのアニメシリーズにおける一貫したキャスティング方針」によるものです。
ジョジョのアニメ制作チーム(david production)は、各部のアニメ化にあたり、過去のゲーム版の配役に捉われず、完全フラットな状態からゼロベースでオーディションを実施する制作体制を貫いています。例えば、第4部の東方仗助役もゲーム版の羽多野渉からアニメ版では小野友樹へと引き継がれました。綿密なスタジオオーディションの末、TVアニメシリーズが目指す第5部の世界観や若きジョルノの青々しい佇まいに最も合致したキャストとして小野賢章が抜擢されたというのが、キャスティング変更の真実です。