構造そのものを変えたい場合、美容医療領域でのアプローチが視野に入ります。メスを使わない軽微な処置としては頬骨ボトックス小顔術が挙げられます。咬筋や側頭筋の過度な張りをボツリヌストキシン製剤で緩めることで、エラから側頭部にかけてのボリュームを減らし、相対的に頬の張りを目立たなくさせる施術です(費用目安:1回あたり2万〜8万円前後)。ただし、骨そのものが大きいケースでは劇的な縮小変化は得られません。
根本的な骨格改善を行う唯一の手段が「頬骨骨切り術(頬骨形成術)」です。口の中やもみあげ付近を切開し、頬骨体部や頬骨弓をミリ単位で骨切り・内方移動させてチタンプレートで固定します。頬骨骨切り手術費用は自由診療となり、相場は約120万〜250万円と高額です。
骨切り手術は確実なサイズダウンをもたらす反面、術後の腫れや内出血(ダウンタイム約2〜4週間)、知覚神経の麻痺、将来的な皮膚のたるみといったリスクを伴います。安易な決断を避け、解剖学に精通した形成外科専門医による綿密な3D-CTシミュレーションとリスク説明を受けることが前提となります。