SNSやネット掲示板では「攻撃個体値が15でないテラキオンは育てる価値がない」といった極論が散見されます。しかし、綿密なダメージ計算を行うと、用途に応じた明確な事実が浮かび上がってきます。
結論から言えば、ジム・レイドバトル用途であれば、攻撃個体値13や14であっても実戦への影響はほぼゼロです。ポケモンの実ダメージ計算において、個体値の1ポイントが与える影響は基礎種族値(テラキオンの攻撃種族値は260)のわずか0.3%程度に過ぎません。相手ボスの防御ステータスとの関係で通常技の1発あたりのダメージが切り替わる「ブレイクポイント」を踏んでいない限り、討伐タイムの差はコンマ数秒の世界です。
一方で、テラキオン PvP 厳選(主にマスターリーグ)を目指す場合は事情が完全に異なります。マスターリーグでは、同種対決(ミラーマッチ)におけるチャージ技の優先権(CMP:Charge Move Priority)が攻撃実数値の高さで判定されます。相手のテラキオンが攻撃15でこちらが攻撃14の場合、同時にボタンを押した際に必ず相手が先制するため、勝率に直結する決定的な致命傷となります。PvPでの起用を想定する場合は、攻撃15を妥協なき必須条件として厳選してください。