横浜国立大学理工学部は、従来の細分化された学科体制を再編し、現在は「機械・材料・海洋系学科」「化学・生命系学科」「数物・電子情報系学科」の3学科体制を敷いています。河合塾や駿台予備学校などの最新入試データに基づく偏差値および共通テストボーダーの動向を整理すると、首都圏国公立理系における確固たる難関ポジションが浮き彫りになります。
入試科目と配点の特徴として、一般選抜(前期日程)では大学入学共通テストと個別学力検査(2次試験)の双方が課されるものの、個別試験における「数学(数Ⅲ・C含む)」「理科2科目」「英語」の配点比重が極めて高い点が挙げられます。例えば学科や教育プログラムによっては、共通テスト1000点に対して個別試験が1200点満点に設定されるなど、2次試験での記述力・論理的思考力が合否を決定づける構造となっています。
過去数年の入試動向を俯瞰すると、情報社会の急速な進展に伴い数物・電子情報系学科(特に情報工学教育プログラム)の難易度が一段と上昇しています。とはいえ、機械系や化学系も基礎学力に対する要求は極めて厳格であり、共通テストで75%前後を確実にキープした上で、数学や物理・化学の論述で粘り強く部分点を積み上げられる学力が不可欠です。