薄切り肉で作ることが多い生姜焼きですが、厚切り肉を使うことで特別な日のごちそうへと昇華します。失敗しない豚ロース厚切り生姜焼きの黄金比は、「醤油2:みりん2:酒1:すりおろし生姜1」のバランスです。生姜の絞り汁だけでなく、すりおろした繊維ごと加えることで、爽快な風味とタレの絡みが格段にアップします。
一方で、時間をかけてじっくり味わいたい日には豚ロース肉厚切りの煮込み料理が最適です。ロース肉はバラ肉に比べて脂が少ないため、煮込みすぎるとパサつきやすい特徴がありますが、酸味や香味野菜を上手に活用することでホロホロの食感に仕上がります。
トマト缶や赤ワイン、白ワインビネガーなどを使って弱火でじっくりコトコト煮込むポークビーンズやトマト煮込みは、肉の繊維がほどけてスープ全体に豊かな旨味が溶け出します。煮込む前に表面を強火で焼き固めておくことで、煮崩れを防ぎつつ旨味をしっかりと閉じ込めることができます。