大久野島へのアクセスは、広島県竹原市にある「忠海(ただのうみ)港」からの船便を利用するのが基本ルートです。公共交通機関を利用する場合、JR山陽新幹線・三原駅からJR呉線に乗り換え、約22分の「忠海駅」で下車。駅からは徒歩約7分で忠海港フェリーターミナルに到着します。
忠海港から大久野島桟橋までは、大三島フェリーのフェリーまたは客船で所要時間約15分。船は概ね30分〜1時間間隔で運航されていますが、潮位や天候によるダイヤ乱れ、昼前後の運航間隔が空く時間帯があるため、公式サイト等で事前の時刻表確認が欠かせません。なお、乗船券は港の切符売り場で購入し、往復券を確保しておくと帰路がスムーズです。また、忠海港の待合所ではオリジナルデザインのうさぎ専用ペレットが販売されているため、ここで調達するのが鉄則です。
満足度を最大化する日帰りモデルコース(所要時間:約3時間半)
大久野島を効率的かつ無理なく巡るための標準的なタイムラインは以下の通りです。
- 10:30|忠海港出航:瀬戸内海の穏やかな潮風を感じながら15分のショートクルーズ。
- 10:45|大久野島桟橋に到着:桟橋前広場でお出迎えしてくれるうさぎたちとファーストコンタクト。無料送迎バスまたは徒歩で「休暇村大久野島」本館へ移動。
- 11:15|レンタサイクルを確保&島内周遊:休暇村で電動アシスト付き自転車をレンタル(徒歩でも1周約1時間半)。海沿いの絶景を眺めつつ、木陰にいるうさぎたちを静かに観察。
- 12:15|大久野島毒ガス資料館と戦争遺構の見学:資料館(入館料:大人190円)で歴史の深層に触れ、近くの旧発電所跡へ。静寂に包まれたコンクリートの廃墟は圧巻の存在感。
- 13:15|休暇村レストランでランチ:名物の「竹原産峠下牛(とうげしたぎゅう)」を使ったメニューや、瀬戸内の蛸料理に舌鼓。
- 14:20|海岸線の散策とうさぎへの給餌:持参したペレットを少量ずつ与え、食べきったことを確認しながら桟橋方面へ。
- 15:00|フェリー乗船・忠海港へ帰還:夕方の混雑ピークを避けて島を後に。
より深く島を満喫したい方は、島内唯一の宿泊施設である「休暇村大久野島」の宿泊予約を強くおすすめします。うさぎは夜行性に近い薄明薄暮性(朝夕に活発に動く動物)であるため、日帰り観光客が去った夕暮れ時や、朝露に濡れる静寂の早朝にこそ、生き生きと跳ね回る本来の姿を観察できます。天然温泉「大久野島温泉」に浸かり、星空を眺めながら過ごす一夜は格別の旅情をもたらします。