医療用漢方製剤で国内トップシェアを誇る株式会社ツムラや、一般用医薬品でも広く知られるクラシエホールディングス株式会社などの添付文書では、漢方薬は基本的に「水または白湯」で服用することが指定されている。特に白湯を使った服用は、体が温まり血行が促進されるだけでなく、生薬の香り立ちを和らげる効果も期待できる。
お湯に溶かして飲む「湯服(とうふく)」も有効な選択肢だ。カップに半量ほどの熱湯を注ぎ、エキス顆粒をしっかり溶かしてから少し冷まして飲む。最初から液状にしておくことで喉への粉の張り付きを防ぎ、煎じ薬に近い自然な吸収を促すことができる。香りを嗅ぐだけで気分が悪くなる場合は、あえて冷水で一気に流し込むなど、自身の感覚に合わせて温度を微調整すると良い。