片岡仁左衛門事件の真相に迫る|昭和21年の惨劇と名門松嶋屋の軌跡

片岡仁左衛門事件の真相に迫る|昭和21年の惨劇と名門松嶋屋の軌跡

片岡仁左衛門事件の真相に迫る|昭和21年の惨劇と名門松嶋屋の軌跡に関する注目トピックを速報でお届けします。関心のある方は必見です。

昭和21年3月16日の未明、東京都渋谷区千駄ヶ谷にあった十二代目片岡仁左衛門(本名:片岡東吉、当時64歳)の自宅で凶行は行われました。就寝中だった片岡仁左衛門の家族および同居人たちを、薪割り用の手斧(ちょうな・斧)で急襲した凄惨な事件です。

犠牲となったのは、十二代目仁左衛門本人、妻のるう(当時42歳)、三男でわずか生後1歳(数え年2歳)の亀三郎、養女で当時26歳の女性、そして女中(当時12歳)の計5名でした。頭部を激しく破壊された遺体は翌朝、訪問者によって発見され、警視庁および当時のメディアに激震が走りました。

凶行後、邸宅から米や衣類、現金などを強奪して現場から逃亡したのが、住み込みの見習い弟子であった飯田利明(当時22歳)です。警視庁による全国手配の末、事件から約半月後の3月30日、飯田は逃走先であった宮城県内の潜伏先で身柄を拘束されました。現場に残された血痕のついた衣類や遺留品の証言から、単独犯による凶行であることが迅速に特定されています。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。