フィンランド北部、ラップランド地方の都市ロヴァニエミに位置するサンタクロース村(ロヴァニエミ)は、年間数百万通もの手紙が世界中から届く「聖夜の心臓部」だ。北極線を跨ぐこの地では、年中無休で執務室に座るサンタクロースが、世界中の訪問者を出迎えている。
近年、この地域は国際的な観光・エンターテインメント産業の巨大な拠点へと進化を遂げた。環境に配慮したサステナブルな観光ツアーや、デジタル技術を駆使したオーロラ観測体験が合わさり、かつてない熱気に包まれている。現地郵便局に保管された膨大な手紙の山は、子どもたちの願いが時代を超えてリアルに存在し続けている証拠そのものだ。