東北東の方角は何度の位置?スマホでの調べ方と恵方・風水の真実

東北東の方角は何度の位置?スマホでの調べ方と恵方・風水の真実

東北東の方角は何度の位置?スマホでの調べ方と恵方・風水の真実の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

「東北東を向いてください」と言われた際、まず把握すべきは用途に応じた正確な角度です。一般的な測量や気象観測で用いられる16方位において、真北(360度/0度)を基準に時計回りで角度を測った場合、16方位東北東の方位角は「67.5度」となります。北(0度)と東(90度)のちょうど中間が北東(45度)であり、その北東と東の中間に位置するため「45 + 22.5 = 67.5度」という明確な計算式が成り立ちます。

ところが、節分の恵方巻方角として「東北東」が指定された場合、この67.5度をそのまま向いてしまうと微妙に方角を外すことになります。恵方は古代中国の「二十四方位(二十四山)」に基づいて定められており、東北東とされる恵方の正体は十干の「甲(きのえ)」の方位です。この甲の方位角は厳密に「75度(東北東微東)」を指しています。

つまり、日常的な地図確認で求める東北東(67.5度)と、恵方巻を食べる際に福徳を司る歳徳神(としとくじん)がおわす方向(75度)には、約7.5度の明確なズレが存在します。市販の恵方巻のパッケージやメディアでは分かりやすさを優先して「東北東」と一括りに表記されますが、古くからの習わしに厳格に従うのであれば、真東(90度)寄りにわずかに傾けた75度を見据えるのが正しい作法です。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。