ピアノ専攻をはじめとする器楽演奏家にとって、練習室に配備されている楽器の質は進路選択を左右する決定打となります。東京音楽大学のピアノ設備は、国内の音楽大学の中でもトップクラスの充実度を誇ります。
個人練習室およびレッスン室のほぼすべてにグランドピアノが標準設置されており、アップライトピアノのみの部屋は極めて少数です。導入されている銘柄は、世界最高峰と称されるスタインウェイ&サンズ(Steinway & Sons)を中心に、ヤマハのフラッグシップモデル「CFX」や「Cシリーズ」、カワイの「Shigeru Kawai」など、国際コンクールの舞台で使用される名器がずらりと並びます。
特筆すべきは、専任ピアノ調律師チームによる徹底したメンテナンス体制です。日々の酷使によって狂いが生じやすいピッチやアクションの調整が定期的に行われており、常にプロフェッショナルの現場に近いタッチ感とレスポンスで練習を重ねることができます。