領土の広さとそこに暮らす人々の数は、必ずしも比例しません。世界で一番大きい国人口比較を行うと、ロシアの極端なアンバランスさが際立ちます。
約1,700万平方キロメートルの領土を持つロシアの人口は約1億4,400万人にとどまります。日本の人口(約1億2,300万人台)と比べてもわずか1.2倍程度にすぎません。人口密度で見ると1平方キロメートルあたり約8.4人と、世界平均(約60人)を大きく下回る過疎大国です。人口の約75%はウラル山脈以西のヨーロッパロシア側に集中しており、広大なシベリアや極東地域は極めて希薄な人口配置となっています。
一方で、対極に位置する世界一小さい国バチカン市国は、面積わずか0.44平方キロメートル(東京ディズニーランドよりやや小さい程度)、人口はおよそ800人です。世界最大のロシアは、バチカン市国の実に約3,886万倍という天文学的なサイズ差を持っています。