ヤモリの糞の特徴とは?白い塊の正体とネズミ・コウモリとの見分け方

ヤモリの糞の特徴とは?白い塊の正体とネズミ・コウモリとの見分け方

ヤモリの糞の特徴とは?白い塊の正体とネズミ・コウモリとの見分け方とはどのようなものなのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

「ヤモリは家を守る縁起の良い生き物だから、糞も放置して大丈夫」という考え方は衛生管理上、大きな間違いです。ヤモリ自体に毒性はありませんが、その排泄物には見過ごせない衛生上のリスク・危険性が存在します。

厚生労働省や感染症研究所の報告でも示されている通り、爬虫類全般(カメ、トカゲ、ヘビ、ヤモリ等)は腸管内に「サルモネラ菌」を高確率で保有しています。ヤモリにとってサルモネラ菌は常在菌であり発症しませんが、人間が誤って口にしたり、傷口から侵入したりすると、激しい腹痛、下痢、高熱を引き起こす「サルモネラ食中毒(感染症)」を発症します。

特に免疫力の弱い乳幼児や高齢者、妊婦、ペットがいる家庭では深刻な重症化リスクを招く恐れがあります。乾燥した糞が風で粉塵となって室内に舞い上がったり、小さなお子様が窓サッシを触った手を口に入れたりすることで感染する事例も報告されているため、発見次第速やかに正しい手順で処理することが不可欠です。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。