カタツムリとナメクジは見た目が大きく異なりますが、生物学的には同じ腹足綱(有肺類)に属する非常に近い仲間です。進化の過程で殻を退化させたのがナメクジであり、口の仕組みや歯の構造には共通点が多々あります。
ナメクジにもカタツムリとまったく同様に「歯舌」が存在し、歯の数もおよそ1万本〜2万本以上備わっています。ナメクジも夜間に花壇の植物や野菜をヤスリ状の歯で削り取って食害します。殻を持たない分カルシウムの需要はカタツムリほど極端ではありませんが、口内の構造と生え変わりのメカニズムはほぼ同一と言えます。