なぜ岡山県高梁市が今大注目?天空の城とレトロ絶景を巡る完全まとめ

なぜ岡山県高梁市が今大注目?天空の城とレトロ絶景を巡る完全まとめ

なぜ岡山県高梁市が今大注目?天空の城とレトロ絶景を巡る完全まとめの真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

高梁市が旅行者や地域文化愛好家を惹きつけてやまない最大の理由は、他地域にはない「唯一無二の景観密度」にあります。その象徴が、国指定重要文化財である備中松山城です。標高430メートルの臥牛山頂上に築かれた天守は、現存十二天守の中で唯一の山城であり、秋から冬の早朝にかけて出現する備中松山城の雲海は「天空の城」として全国的な知名度を誇ります。

さらに、同城の公式マスコットであり城内に常駐する猫城主 さんじゅーろーの存在が、歴史探訪に親しみやすさを加えました。平成30年7月豪雨の後に城へ迷い込み、復興のシンボルとして正式就任した経緯を持つさんじゅーろーは、定期的な見回りや観光客との触れ合いを通じて、幅広い世代のファンを定着させています。

一方、山間部へ足を伸ばすと現れるのが、日本遺産に認定された吹屋ふるさと村です。江戸から明治期にかけて国内有数のベンガラ(酸化鉄赤色顔料)と銅の産地として繁栄を極めたこの地区は、豪商たちが統一した規格で建てた赤銅色の石州瓦とベンガラ漆喰の町並みが完璧な保存状態で維持されています。城下町の武家屋敷群から鉱山集落のレトロな町並みまで、重層的な日本の原風景を1つの市域で体感できる点が高梁市の最大の強みです。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。