1440年の再建からおよそ600年近く、応仁の乱の劫火も近代化の波も乗り越えて東山の中心に立ち続けてきた法観寺・八坂の塔。遠くから仰ぎ見る端正な佇まいだけでも十分に美しいものですが、開門の幸運に恵まれ、その胎内とも言える急階段を登りきったとき、私たちは単なる観光地巡りを超えた「中世の生きた建築空間」と対峙することになります。
不定期拝観と年齢制限という高いハードルは、文化財を無傷で守り抜くための誠実な姿勢の裏返しです。歩きやすい靴を選び、天候に恵まれた日を狙って、ぜひ東山の空へ伸びる太古の心柱に会いに出かけてみてください。扉が開いていたその瞬間こそが、京都の歴史があなたを招き入れた決定的な証です。 (出典: 法 観 寺(Yahoo!ニュース))
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