多くのファンが抱く「兄と同じ剛腕投手なのか?」という疑問ですが、怜希選手は一貫して野手としての道を歩んでいます。兄弟でプレースタイルは大きく異なりますが、備わっている天性の運動神経には共通する非凡さがあります。
怜希選手の最大の持ち味は、50メートル走を6秒台前半で駆け抜ける俊足と、広角にライナーを打ち分ける卓越したミートセンスです。内野守備では捕球から送球までの動作が極めてスムーズで、兄譲りの強肩を活かした深い位置からの正確なスローイングはスカウトからも高く評価されています。
投手として圧倒的な出力で打者をねじ伏せる朗希投手に対し、怜希選手はグラウンドを縦横無尽に駆け回り、細かな状況判断で勝利に貢献するユーティリティプレーヤー。決して兄の影を追うのではなく、独自のプレースタイルを確立した職人肌の選手です。