時計の針を10年前の2016年に戻そう。当時の芸能メディアを爆発的に賑わせたのは、某週刊誌が捉えた一枚のツーショット写真だった。都内の高級住宅街、あるいは知人宅へ向かう道中で撮影されたとされるその姿は、黒のキャップにパーカー、ペアルックのサンダルという、あまりにも堂々とした装いだった。
当時、すでに子役出身の天才俳優として圧倒的なキャリアを積み上げていた神木と、グラビア界の絶対的女王として各種雑誌の表紙を総なめにしていた佐野。接点がないように見えた大物同士の急接近は、SNSや掲示板を即座に炎上状態へと追い込んだ。変装すら隠しきれない独特の存在感と、あまりに息の合ったコーディネートが、世間の視線を釘付けにしたのだ。