インターネット上の口コミやグルメ情報サイトを見ていると、「東京駅の寿司はどこも1時間待ちは当たり前」という論調を目にすることがあります。しかし、これは一部の超人気テレビ露出店に情報が偏重していることによる明らかな誤解です。
現場を丹念に歩くと、ピーク時でも比較的スムーズに入店できる「知られざる穴場」が確実に存在します。例えば、八重洲北口側の地下街奥に位置する店舗や、八重洲地下街から京橋方面へ抜ける連絡通路沿いの路面店は、丸の内側の観光動線から外れているため、正午のピーク時でも10〜15分程度の短い待ち時間で滑り込めるケースが多々あります。また、新幹線八重洲北口改札を出てすぐの東京駅一番街北端エリアも、南側の混雑に比べると回転がスムーズな傾向が見られます。
さらに見落とせないのが、「駅弁を超える本格テイクアウト寿司」という選択肢です。グランスタ東京内には、店内で職人が詰める握り盛り合わせや上質な海鮮ちらしを販売するブースが複数展開されています。店頭のイートインに40分並ぶ代わりに、わずか3分の会計で最高級の握りを確保し、東海道新幹線や東北新幹線のグリーン車内を「自分専用の特等席カウンター」に変えてしまう旅の達人も少なくありません。