酒の翌日に激痛!アルコール筋症になりやすい人の共通点と危険な前兆

酒の翌日に激痛!アルコール筋症になりやすい人の共通点と危険な前兆

酒の翌日に激痛!アルコール筋症になりやすい人の共通点と危険な前兆の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。

お酒を飲んだ数時間後から翌日にかけて、腕や太もも、背中などに激痛や強烈なだるさが生じる病態を、医学的には「アルコール性ミオパチー(アルコール筋症)」と呼びます。世田谷区の内科・浅川クリニックをはじめとする専門医療現場の解説によると、これはアルコールの代謝副産物や急激な体内環境の悪化によって、骨格筋の細胞そのものが損傷・変性を起こす筋疾患です。

アルコール筋症には、大きく分けて以下の2つの病態が存在します。

1つ目は、一度の多量飲酒や過度なチャンポン飲みをきっかけに数時間〜翌朝にかけて急激に発症する「急性アルコール筋症」です。筋肉痛、筋力低下、患部の腫れや熱感、足のこむら返りなどが突然襲いかかります。

2つ目は、数か月から数年以上にわたり習慣的に大量のお酒を飲み続けることで、徐々に筋線維が萎縮していく「慢性アルコール筋症」です。痛み自体は急性ほど目立たないケースがあるものの、「階段の上り下りがつらい」「しゃがんだ姿勢から立ち上がれない」といった近位筋(太ももや二の腕など体幹に近い筋肉)の衰退がじわじわと進行します。

飲酒後の筋肉痛の理由を「ただの二日酔いの一環だろう」と軽視して見過ごす読者が後を絶ちませんが、体内では細胞レベルの筋肉破壊が現実に進行しています。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。