北海道の気候特性上、登別地獄谷を訪れる季節によって準備すべき装備と現地の状況は大きく変化します。特に冬期(12月〜3月)は、雪景色と濛々と立ち込める蒸気のコントラストが息をのむ美しさを誇る反面、相応の注意が必要です。
冬期の地獄谷遊歩道は、温泉の熱や地熱で雪が解けては凍結を繰り返すため、非常に滑りやすいアイスバーン状態になります。一般的なスニーカーやヒールでの立ち入りは極めて危険であり、防寒防水性に優れたスノーブーツや着脱式滑り止めスパイクの装着が強く推奨されます。また、谷間は冷たい強風が吹き抜けるため、耳まで覆えるニット帽や手袋、防風仕様のダウンジャケットが欠かせません。
なお、大湯沼へ通じる遊歩道や車道の一部は、積雪状況によって冬期通行止めとなる場合があります。事前に観光案内所等で最新の通行情報を確認してから現地に向かうのが賢明です。