「削って詰める」対症療法から「悪くならないよう守る」予防管理へ――。日本の歯科医療産業が大きな転換期を迎えるなか、同院の予防歯科プログラムは極めて戦略的だ。専任の歯科衛生士によるプロフェッショナルケアと、唾液検査などを用いたリスク評価が受診者一人ひとりにカスタマイズされている。
3ヶ月ごとの定期メンテナンスに通うことが生活習慣の一部として定着すれば、将来的な医療費の削減や全身の健康維持にも直結する。治療を終えた患者の多くがそのまま予防プログラムへ移行する現象は、確固たる信頼関係が構築されている証拠と言えるだろう。