ネット上の情報やSNSで散見される「中央口から新幹線は3分で乗れる」という言説は、旅慣れた身軽な単身客の最速記録に過ぎず、一般的な旅行者にとっては極めて危険な誤解です。
中央改札口から東海道新幹線の改札口(新幹線中央口または八条口)までは、距離にして約250メートルあります。さらに、日中は南北自由通路が国内外の観光客で混雑するため、移動だけで最低5〜8分を要します。ベビーカーや大型スーツケースを携行している場合は、エレベーターの待ち時間を含めて10〜15分の乗り換えバッファを確保するのが安全圏です。
もう一つの落とし穴が、京都駅中央口 みどりの窓口の営業時間と混雑です。中央口1階のみどりの窓口は6:00〜22:00で営業していますが、インバウンドのジャパンレールパス引換や旅行客の指定席変更が集中し、ピーク時には発券待ちの列が30分以上に及ぶケースが常態化しています。乗車券や特急券の受け取り・変更は、改札外に複数並ぶ「みどりの券売機プラス」を優先的に利用することが大幅な時間短縮につながります。