楽曲本来の魅力に加え、平成から令和にかけてこの曲が若い世代へ浸透した背景には、テレビのバラエティカルチャーによる影響も見逃せません。フジテレビ系『とんねるずのみなさんのおかげでした』内で放送された人気企画「2億4千万のものまねメドレー選手権」は、その代表例です。
バナナマン・日村勇紀をはじめとする実力派芸人たちが、『2億4千万の瞳』のハイテンポな演奏に合わせて矢継ぎ早にものまねを繰り出すこのコーナーは、爆発的な笑いを生み出し伝説的な人気を博しました。原曲が持つ完璧なグルーヴと知名度があったからこそ成立した企画であり、これにより1980年代のリアルタイム世代ではない若年層にも「サビを聴けば反射的にテンションが上がる曲」として強烈に認知されることとなりました。