物語中盤で怪しい挙動を繰り返し、視聴者の疑惑を一身に集めたサブキャラクターたちの伏線も、すべて明確な理由が存在しました。
菱田朋子の「開かずの押入れ」の真相
真帆のママ友であり整体師の菱田朋子が、自宅の押入れを異様な執念で隠していたシーンは大きな話題となりました。ネット上では「真帆の遺体が入っている」「血まみれの証拠がある」と噂されましたが、押入れの中にあったのは「整体の顧客から得た弱みのメモ」と「山田コーチとの推し活・不倫同然の証拠グッズ」でした。真犯人とは無関係の、極めて個人的で恥ずかしい秘密を隠していたに過ぎなかったのです。
二宮瑞穂の過去と秘密
凌介の部下として献身的に支え続けた二宮瑞穂にも黒幕説が囁かれていました。彼女が隠していた秘密は、過去に姉を殺害された遺族であり、その実行犯に強羅が関わっていたという事実でした。強羅への復讐のために近づき、凌介の事件を利用して真相を探っていたものの、凌介の誠実さに触れる中で純粋な協力者へと変わっていきました。
日野渉の疑惑の真相
Bar「至上の時」のマスター・日野渉は、包丁の扱い方や意味深な笑顔から終盤まで黒幕候補の筆頭に挙げられていましたが、結論から言えば完全に無実の善人でした。親友である凌介と河村を純粋に応援し、自分の店をたまり場として提供していただけの、作中屈指の「巻き込まれ被害者」だったと言えます。