わけぎの育て方完全ガイド!プランターで無限収穫するプロの裏ワザ

わけぎの育て方完全ガイド!プランターで無限収穫するプロの裏ワザ

わけぎの育て方完全ガイド!プランターで無限収穫するプロの裏ワザにまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

インターネット上の園芸コミュニティや質問掲示板を調査すると、毎年多くの初心者が同じ過ちを繰り返している実態が浮かび上がる。その最たるものが、「ネギだから放っておいても勝手に生えてくる」という過信から生じるわけぎ栽培の失敗理由の放置だ。

第一の誤解は、「冬の間の枯死判定」にある。寒冷地や真冬の寒風にさらされると、わけぎは地上部の葉を一時的に枯らして休眠状態に入ることがある。これを見た初心者が「枯れて失敗した」と誤認してプランターごと土を捨ててしまうケースが後を絶たない。地下の球根が生きていれば、2月下旬から3月にかけて気温の上昇とともに力強い新芽が再び一斉に萌え出る。冬場の地上部の衰退は自然な休眠現象であり、水やりを絶やさず春を待つ忍耐が必要だ。

第二の誤解は、「夏越し中の水やり」である。6月に休眠に入ったプランターに対し、「土が乾いているから」と真夏に水を与え続けると、地中の球根は高温多湿の蒸し風呂状態になり、数週間で完全にドロドロに腐敗して消失する。夏に掘り上げを行わずプランターに植えたまま据え置く場合は、雨の当たらない日陰へ移動させ、秋の植え替え時期まで完全に給水をストップさせる「断水管理」が絶対条件となる。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。