開盟学園高校のトラブル解決集団「スケット団」の頭脳担当として、膨大なデータ収集と的確なサポートで仲間を支えるスイッチ。彼の本名は笛吹和義(うすい かずよし)です。
作中で描かれるスイッチは、ボケもツッコミも淡々とした機械音声で行うユニークな人物ですが、最初から無口だったわけではありません。彼がパソコンで喋る理由は、決してふざけているわけでも、単なる趣味でもなく、「実の弟を失った凄惨な事件」と「弟が遺した音声合成ソフト」に由来しています。
実は「スイッチ」という呼び名自体、もともとは弟である笛吹正文(うすい まさふみ)のあだ名でした。弟の死後、和義は自らの外見を弟そっくりに変え、弟の遺品であるパソコンの合成音声を使って喋ることで、「弟の代わりにスイッチとして生きる」という過酷な十字架を自らに課したのです。