ネット上や映画ファンの間で常に囁かれるのが、「村上虹郎と母親のUAは驚くほど似ている」という視覚的・聴覚的な類似性です。SNS上でも作品が公開されるたびに、そのシンクロ率の高さがトレンド入りを果たすほどです。
特に指摘されるのが、以下の3つの特徴です。
- 憂いを帯びた切れ長の目元:UAさんが90年代のミュージックビデオで見せていた、どこか彼方を見つめるような力強い眼力と、虹郎さんがスクリーンで見せるアンニュイな目力は完全に一致しています。
- 低音でスモーキーなハスキーボイス:UAさんのソウルフルでかすれた唯一無二の歌声と同様に、虹郎さんもまた、低く耳に残る独特の声質を持っています。セリフ一つで劇場の空気を変える声の引力は、まさに遺伝子の賜物です。
- 土着的な色気と野生味:都会的な洗練とは異なる、自然界の生々しさをまとった佇まい。カメラの前に立った瞬間に発散される圧倒的なオーラは、2人に共通する最大の記号といえます。
2014年のデビュー作『2つ目の窓』のオーディション時、河瀨直美監督は彼の持つ生々しい存在感に一目惚れしたと述懐していますが、その佇まいはまさに母・UAさんが音楽シーンに現れたときの衝撃と重なるものでした。