現在でこそ国民的人気曲として定着している『M』ですが、音楽シーンにおける位置づけに関してはいくつかの誤解や見落とされがちな事実が存在します。
誤解1:『M』はもともとシングル表題曲として大々的にプロモーションされた?
多くの人が『M』を単独のシングルA面曲として記憶していますが、実際は1989年4月21日にリリースされた7thシングル『Diamonds』のB面(カップリング曲)でした。タイアップのついた『Diamonds』が爆発的な大ヒットを記録する中、レコードやCDを購入したリスナーがB面に針を落としたことでその完成度の高さが口コミで広がり、ダブルA面級の扱いへと成長していったのです。
誤解2:タイトル「M」は特定の有名ミュージシャンや関係者?
ネット上の一部掲示板などでは「当時の有名プロデューサーや有名バンドのメンバーではないか」といった噂が囁かれた時期もありました。しかし、富田京子自身が明言している通り、お相手は当時のごく普通の一般男性です。何気ない日常の中で育まれ、そして終わってしまった等身大の恋愛だったからこそ、虚飾のないピュアな言葉が紡ぎ出されました。
【プロの結論】失恋した時に『M』を聴くべき人・聴くのを避けるべき人
『M』は心を癒やす名曲である一方、その感情の深度ゆえに聴き手を選ぶ側面もあります。
- 今すぐ聴くべき人:「未練や涙を無理に抑え込まず、思い切り泣いて感情を吐き出したい人」「過去の大切な恋愛を美しい思い出として肯定したい人」
- あえて今は避けるべき人:「失恋したばかりで精神的ショックから立ち直れておらず、日常業務に集中しなければならない極限状態にある人(感情が引きずられすぎるリスクあり)」