新しくなったフロアに足を踏み入れて驚くのは、かつての「箱積み」の陳列が激減したことだ。代わりに主役となったのが、実際に動かして試せるインタラクティブな体験スペースである。
特に注目を集めているのが、最新のスマートホームやAI家電を統合したシミュレーションエリアだ。リビングを模した空間で、音声やジェスチャーによる家電連携をその場で体感できる。キッチン家電コーナーでは、実際に調理家電を使って作られた軽食の試食や、コーヒーメーカーの飲み比べが日常的に行われている。スペック表を見るだけでは分からない、動作音の静かさや操作の心地よさを肌で感じられるのが魅力だ。
さらに、最新のVR・ARデバイスの体験コーナーも常設された。専門スタッフのサポートを受けながら、最先端の仮想空間を体験できる。こうした「コト消費」へのシフトが、ネットショッピングに流れていた若者層を再び店舗へと呼び戻している。