1985年の誕生以来、日本の家庭でお馴染みのおやつとして愛されてきた。しかし、ここ数年のサツマイモの世界的なブームが、その立ち位置を劇的に変えた。特に2026年に入ってから、インバウンド観光客による「爆買い」の対象が化粧品や医薬品から、この素朴なスナックへとシフトしている。
「日本に来たら必ずまとめ買いする」と語る台湾からの旅行者は、スーツケースいっぱいに袋を詰め込む。日本の伝統的なサツマイモの甘みと、独自の製法が生み出す軽快な歯ごたえ。この二つの要素が、海外の目の肥えた消費者にとって、これまでにない新鮮な体験として映っているのだ。