中田花奈のグラビア史を語る上で欠かせない金字塔が、乃木坂46卒業直前の2020年10月に光文社から刊行された1st写真集『好きなことだけをしていたい』です。グループ在籍中から「隠れた逸材」と目されていた彼女が、福島の自然や歴史ある洋館を舞台に、水着やランジェリーカットを含む大胆な撮影に挑みました。
発売当時のインタビューで彼女は、「ファンの方への恩返しであると同時に、これまでのコンプレックスを脱ぎ捨てて、ありのままの自分を表現したかった」と語っています。細く引き締まったウエストと豊かなバストラインが描くメリハリのあるシルエットは、写真集の発売直後から大きな評判を呼び、オリコン週間BOOKランキングの写真集部門で上位にランクインしました。
作品を再確認すると、過度な装飾に頼らず、光と影の陰影を活かして鍛え上げられた肉体美を際立たせる構成が光ります。読者からは「ただセクシーなだけでなく、どこか気品と清潔感が漂う」「表情の切なさと健康的な肉体のアンバランスさが素晴らしい」といった声が寄せられ、現在でも「元乃木坂46の傑作写真集」として語り継がれています。