核心から言えば、変態紳士倶楽部は解散していません。所属レーベルやマネジメントからの公式アナウンスにおいても「解散」の二文字は一度も使われておらず、実質的なステータスは無期限の活動休止にあります。
グループの歩みが急停止する直接的な契機となったのは、2023年4月13日に発生したメンバー・VIGORMANの大麻取締法違反(所持)容疑による逮捕でした。当時、全国ツアーや大型音楽フェスへのヘッドライナー出演が多数決定していた時期であり、音楽業界に走った衝撃は計り知れないものがありました。公式発表資料によると、出演予定だったイベントは軒並み出演キャンセルとなり、ユニットとしての歩みを即座に停止せざるを得ない事態へ追い込まれました。
しかし、そこでグループを「解散」という不可逆な結末で終わらせなかった点に、3人の強い絆とマネジメントの覚悟が表れています。事件直後、WILYWNKAやGeGはファンや関係者への深い謝罪とともに、音楽仲間としてのVIGORMANへの複雑な胸中を公に吐露していました。法的な手続きと司法判断が下された後、ユニットとしての商業的なプロモーションは一時凍結されたものの、公式SNSアカウントや過去の楽曲配信プラットフォームは現在も維持されています。
2026年現在、3人はそれぞれの名義でアーティスト活動を精力的に行っています。解散という形式を取らず、あえて「活動休止」の看板を掲げたままでいる背景には、いつか然るべきタイミングで再び集まるという、メンバー間の無言の合意が存在しています。