蓋を開けた瞬間に視界に飛び込む色鮮やかな美しさは、食べる人の食欲を大いに刺激する。伝統的な和食の盛り付けで重宝される「赤・黄・緑・黒・白」の五色ルールは、見た目の美しさと栄養バランスを同時に整える黄金比だ。
どうしても茶色が主役になりがちな生姜焼き弁当だが、クックパッドやDELISH KITCHENで高い支持を得るレシピ投稿を見ると、補色の使い方が極めて巧みだ。ベースとなる白米の「白」、香ばしい生姜焼きの「茶」に対し、鮮やかな卵焼きの「黄」、茹でブロッコリーやインゲンの「緑」、そしてミニトマトや紫キャベツの塩もみの「赤・紫」を対角線上に配置する。Instagramで注目を集めるスタイルは、空間を平面的に使わず、斜めに高さを出した立体的なレイアウトが特徴だ。主菜である生姜焼きをお弁当箱の中央からやや傾斜をつけて盛り付けることで、ダイナミックでプロっぽい仕上がりになる。