白陵中学校の真価が最も鮮明に現れるのが、出口戦略である大学合格実績です。特筆すべきは、1学年の卒業生数が約180〜200名程度という中規模校でありながら、東京大学・京都大学をはじめとする旧帝国大学や、全国の国公立大学医学部医学科へ驚異的な進学実績を残し続けている点にあります。
近年の合格実績を精査すると、東大・京大への合格者数は合計で例年30〜40名規模を維持しており、国公立大学医学部医学科の合格者数も40〜50名近くにのぼります。これらを合算すると、学年の上位30〜40%以上が最難関国立大または医学部に現役・浪人で進学するという驚異的な歩留まりを示しています。地方都市の公立校はおろか、都市部のマンモス私立進学校と比較しても、生徒一人あたりの「最難関到達率」は全国屈指の水準です。
医学部合格実績が突出している背景には、地域の医師家庭からの根強い支持に加え、学校が敷く数学・理科の先取り指導と記述添削の密度があります。高校2年次までに高校課程の全単元を完了させ、高校3年次は志望校別の演習と徹底した個別添削に充てるカリキュラムが、国公立二次試験の難問に対処できる強靭な記述力を育んでいます。