「新幹線を使わずにできるだけ安く移動したい」と考えたとき、候補に挙がるのがJR山陽本線 岡山 広島 乗り継ぎルートと高速バスです。しかし、ここには事前のシミュレーションなしでは後悔しやすい落とし穴が存在します。
在来線の山陽本線を利用する場合、運賃は片道3,080円。所要時間は約2時間50分〜3時間15分程度となります。直通列車はほぼ運行されておらず、通常は「糸崎駅」や「三原駅」「福山駅」などで1〜2回の乗り継ぎが発生します。跨線橋を使った階段の昇り降りや乗り継ぎ待ち時間を含めると、移動の身体的負荷は決して小さくありません。「バリ得こだま」が約3,800円台で手に入る現状を鑑みると、差額数百円のために約2時間余分に費やす在来線移動は、「青春18きっぷ」などの乗り放題パスを使わない限りコストパフォーマンスの面で見劣りします。
一方、岡山 広島 高速バス 料金比較において注意すべきは「運行本数の少なさ」です。かつて運行されていた直行高速バス路線は減便や休止の傾向にあり、2026年現在、岡山駅〜広島駅間をダイレクトに結ぶ高速バスの選択肢は非常に限定的です。福山乗り継ぎや臨時便の有無、出発・到着ターミナルの立地を慎重に精査しないと、かえって時間と交通費がかさむ結果になりかねません。