一方で、メンバー全員が40代後半から50代に突入したことで、激しいステージワークに起因するリアルな身体の故障と向き合っているのも事実です。
公式発表資料および報道各社の情報によると、メンバーのSHOCK EYEは医療機関の検査の結果、「右膝半月板損傷」の診断を受けたことを公表しました。前年のツアー中に痛めた膝の状態が悪化し、精密検査を行ったところ判明したものです。公式アナウンスでは「激しい動きを一部制限する」としつつも、医師と綿密に相談を重ねたうえで予定されていたステージに出演し、ベストパフォーマンスを目指す方針が示されました。
湘南乃風のライブといえば、観客全員とともに数万本のタオルを振り回し、2時間を超えてジャンプやダッシュを繰り返す超攻撃型の構成です。いわばプロアスリートの試合に匹敵する負荷がかかるため、膝や腰、アキレス腱への慢性的なダメージは避けられません。
また、ボーカリストであるHAN-KUNに関しても、過去に喉の酷使による声帯炎やポリープのリスクが取り沙汰されたことがあります。レゲエ特有のハイトーンと野太いシャウトを両立させる歌唱法は、声帯への負担が極めて高いためです。しかし、徹底したボイストレーニングと吸入器による日々のケア、専門医による定期検診を受けることで、長期離脱を回避しています。
リーダーのRED RICEについても、かつては激務による体調不良や痛風の不安などを語ったことがありますが、趣味であるゴルフや定期的な運動習慣を通じて体重コントロールを行っており、重病による長期入院などの事実はありません。