受診前に最も注意すべきなのが、日本の公的医療保険(社会保険・国民健康保険)が適用されない自由診療(プライベート診療)である点です。窓口で保険証を提示しても3割負担にはならず、全額自己負担となります。
一般的な診療費用の目安として、初診料(コンサルテーション料)だけで概ね15,000円〜25,000円前後、再診料でも1万円前後が設定されています。さらに処置料、血液検査、処方薬の代金が加算されるため、風邪や軽微な体調不良での受診であっても総額が2万〜4万円を超えるケースは珍しくありません。
ビザ申請用健康診断については、年齢や受診項目、追加の抗体検査やワクチン接種本数によって変動し、トータルで4万円〜8万円程度を見込んでおくのが一般的です。ただし、CignaやBupaといった海外の民間国際医療保険(プライベートメディカルインシュアランス)に加入している場合は、キャッシュレス診療や後日請求が可能な場合があります。該当する保険を所持している方は、事前に保険会社およびクリニック窓口へ補償範囲を確認しておくと安心です。