検索エンジンやSNSで「10月11日 誕生花 怖い意味」と調べる人が後を絶たない背景には、ミソハギの民俗的背景とコリウスの象徴表現という2つの明確な理由があります。
まず、ミソハギは古くから「禊萩(みそぎはぎ)」と呼ばれ、お盆の迎え火や送り火の際に水を含ませて悪霊を祓う「精霊花(しょうりょうばな)」として親しまれてきました。この死生観に直結する宗教的儀礼と、そこから派生した「悲哀」「愛の悲しみ」という花言葉が結びつき、「死や別れを連想させる怖い花」という噂が独り歩きしたのです。
一方のコリウスには「かなわぬ恋」という花言葉が割り当てられています。コリウスは日照条件や季節の推移によって葉の色彩が鮮やかに変化することから、「移り気」「変わりゆく心」が連想され、恋の終わりを象徴するフレーズが生まれました。決して呪詛のような恐ろしい意味ではなく、古典的な失恋の切なさを表した言葉にすぎません。