インターネットの検索窓に名前を入力すると上位に浮上する「義足」というワード。結論から言えば、泉谷しげる氏が義足であるという情報は明確な誤りです。足の切断手術を受けた事実はなく、両足ともに自身の肉体です。
それにもかかわらず、なぜこれほど強固に義足説が定着してしまったのでしょうか。報道関係者やテレビ制作現場の証言、さらにSNS上の書き込みを分析すると、主に以下の3つの要因が重なり合って噂が肥大化したことが浮き彫りになります。
- 左右非対称で大きく揺れる歩行スタイル:左足に体重を乗せにくそうにし、右足を軸にしてぐっと前に踏み出す歩き方が、外見上「義足の歩行補助動作」に酷似していること。
- バラエティ番組等での過激な立ち回り:テレビの現場で机を蹴り飛ばしたり暴れたりする過激なアクションを見せる際、足元のぎこちなさがかえって目立ち、視聴者の脳裏に強い違和感を残したこと。
- ドラマでのリアルな演技:不屈の男や身体に痛みを抱えた役柄を演じる際、持ち前の歩行特性がリアリティを持ちすぎた結果、「役作りではなく本物の義足ではないか」と勘違いされたこと。
実際の泉谷氏の左足は、欠損しているのではなく、筋肉の発達が著しく抑えられた状態にあります。見た目には細く力が入らない左足をカバーするために独特の歩様になっており、これが長年の間に「義足を着けているのでは」という短絡的な憶測へとすり替わっていったのが真相です。