栗きんとん作りで最も重労働とされるのが、熱々のさつまいもを金網で押し出す「裏ごし」の作業です。腕の力を使い、調理器具の洗い物も増えるため敬遠されがちですが、電子レンジとフードプロセッサーの併用により、作業時間を80%以上削減できます。
手順はシンプルです。厚めに皮を剥いて酢水に晒したさつまいもを耐熱ボウルに入れ、大さじ2杯程度の水を振りかけてラップをふんわりとかけます。600Wの電子レンジで6〜7分、竹串がすっと抵抗なく通るまで加熱します。
加熱後、熱いうちにフードプロセッサーまたはハンドブレンダーへ投入し、栗の甘露煮シロップ、みりんを加えて攪拌します。高速回転で約30〜45秒回すだけで、網を使った裏ごしを凌駕するほどシルキーで滑らかなペーストが完成します。
最後に小鍋へ移し、弱火で2〜3分ほど練り上げながら余分な水分を飛ばし、照りを出すことで、短時間調理とは思えない本格的なテクスチャーに仕上がります。