ネット上のグルメコミュニティやSNSを精査すると、くいもの屋わんの評判には「個室が静かで居心地が抜群」「つくねが絶品」という称賛がある一方で、「思ったより会計が高くなった」「チェーン店としては普通のクオリティ」といったシビアな意見も散見されます。この評価の分かれ目はどこにあるのでしょうか。
まず注目すべきは、大手グルメサイト「食べログ」等におけるスコアの構造です。例えば新橋店をはじめとする主要都市の店舗では★3.0〜3.1前後のスコア帯に落ち着いているケースが多く見られます。これは全国展開する大手チェーン居酒屋特有のアルゴリズムバイアスによる側面が強く、極端な高得点が付きにくい傾向が背景にあります。一方で、店舗ごとの口コミテキストを精読すると「店員の接客が丁寧」「料理の提供スピードが早い」といった実用面での高評価が目立ちます。
「割高ではないか」という噂の真相を探ると、均一価格を売りにする大衆格安居酒屋との混同が浮き彫りになります。くいもの屋わんの客単価は平均して3,500円〜4,500円程度。2,000円台前半で飲める低価格業態と比較すれば確かに客単価は上がりますが、提供される情緒豊かな個室空間や手仕込みの創作料理のクオリティを考慮すれば、むしろ適正なミドルレンジの価格設定と言えます。