ネット上の言説を精査すると、技術仕様や流通形態に関するいくつかの重大な誤解が定着してしまっています。失敗しない選択のために、知っておくべき2つの盲点を解説します。
充電ケースの仕様は途中でマイナーチェンジされている
「AirPods 第3世代=すべてワイヤレス充電ができる」と思い込んでいると、フリマアプリや中古ショップで購入した際に痛い目を見ます。第3世代は2021年の発売当初、MagSafe充電ケース付属モデル(型番:MME73J/A)のみが展開されていました。しかし2022年秋、価格を抑えた廉価版として「Lightning充電ケース」付属モデル(型番:MPNY3J/A)が追加されています。Qi規格やMagSafe充電器の上に置くだけで給電したい場合は、型番やケース背面の刻印を必ず確認しなければなりません。
第4世代が登場しても「下位互換」とは言い切れない理由
新型である第4世代は、耳のフィット感を向上させるためにハウジングが一回り小型化されました。多くの人にとっては朗報ですが、耳の穴が比較的大きいユーザーからは「第4世代だと隙間ができすぎて低音が抜けてしまう」「第3世代の適度なボリューム感の方が耳にしっかりロックされた」という現場報告も上がっています。オーディオ機器において「小型化=万人の正解」とは限らない点が、イヤホン選びの奥深い難しさです。