今回の熱狂の火付け役となったのは、大ヒットを記録した『劇場版忍たま乱太郎 毒たけ忍者隊最強の軍師』の存在だ。映画のシリアスかつドラマチックな展開は、長年のファンだけでなく新たな層の心も掴んだ。劇中でのクライマックスシーンや印象的な衣装をそのまま封入した限定トレーディングシールは、映画館の物販コーナーや関連ショップで即日完売が相次ぐ事態となった。
スクリーンで描かれた熱いストーリーがシールの1枚1枚に宿っている。それがファンの所有欲を強く揺さぶる。単なるキャラクターグッズにとどまらない「作品体験の延長」として機能していることが、今回の凄まじいブームを支える最大の要因と言えるだろう。