書き置き御朱印を貼る際、最もやってはいけない致命的なミスが「一般的な液体のり(アラビックヤマト等)」の使用です。液体のりには約70〜80%もの水分が含まれており、これが和紙特有の長い植物繊維に急激に浸透します。
水分を吸った部分は局所的に膨張し、乾燥する過程で不均一に収縮するため、紙面に強固な「波打ち(ブロッキング現象)」が発生します。一度収縮して歪んだ和紙をアイロン等で平らに戻すのは極めて困難であり、墨汁のにじみや朱印の変色を招くリスクすら伴います。
美しく仕上げるための大原則は、「紙面に余分な水分を与えないこと」です。乾燥スピードが極めて速い固形タイプか、水分を一切含まない感圧性接着剤(テープ類)を選択することが、シワを作らない絶対条件となります。