「同じ材料で作ったロケットなのに、なぜ10mで落ちるものと100m以上飛ぶものがあるのか?」という疑問の答えは、「水の量」と「空気圧」のバランスに集約されます。
飛距離を最大化する水の量は、ペットボトル全容量の約3分の1から4分の1が黄金比とされています。1.5Lボトルの場合、適量は約400ml〜500mlです。水が少なすぎると推進力を生み出す質量が不足し、水が多すぎると圧縮空気の部屋が狭くなって圧力が上がらないうえ、機体が重くなりすぎて上昇できません。
空気圧については、一般的な自転車用空気入れを使用し、400〜500kPa(約4〜5気圧)を目安に加圧します。これ以上の高圧をかけるとボトルの破断リスクが高まるため危険です。適正な水量と4気圧前後の内圧が揃ったとき、ノズルから水が一瞬で噴射され、初速100km/hを超える爆発的な加速が生み出されます。