写真撮影において「おさめる」と表記する場合、正解となる漢字は「収める」です。この漢字は「中に入れる」「自分の手元に引き入れる」「一定の範囲にとどめる」という概念を持っています。
「カメラに収める」「フレームに収める」という表現が象徴するように、写真撮影とは「一定の画角(フレーム)という枠の中に風景や人物の像を取り込んで記録する行為」にほかなりません。物理的なアルバムやデジタルストレージという保管場所、あるいはファインダーの四角い枠組みの中に被写体を「収納」するイメージを持つと、なぜ「収める」が適切なのかが直感的に理解できます。
大手新聞社や通信社が準拠する記者ハンドブックや日本放送協会(NHK)の用字用語基準においても、「写真・フィルム・カメラ・画面・枠」と結びつく「おさめる」はすべて「収める」で統一表記されています。