SNSや美容コミュニティで定期的に議論される「ラロッシュポゼの下地を使うとモロモロ(カス状の塊)が出る」という現象。このトラブルには、皮膚科学および製剤学的な明確なメカニズムが存在します。
モロモロの正体は、肌の角質ではなく「スキンケア化粧品に含まれる高分子ポリマーや増粘剤(カルボマーやキサンタンガム等)が、下地に含まれる紫外線散乱剤やシリコーン成分と擦れ合って凝集したもの」です。特に朝のスキンケアでオールインワンジェル、高保湿とろみ化粧水、あるいはジェル状美容液をたっぷりと塗り、十分に肌に馴染んでいない状態で下地を強く擦り込むように伸ばすと、摩擦によって成分同士が固まり、消しゴムのカスのように剥離してしまいます。
また、「時間が経つと激しく崩れる・テカる」という悩みは、ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップの高い保湿力とエモリエント成分(油分)が関係しています。水分と油分のバランスが整っていない肌、あるいは皮脂分泌が活発なTゾーンに過剰な量を塗布してしまうと、下地自体の油分と皮脂が混ざり合い、ベースメイク全体が流れてしまう原因となります。崩れを防ぐためには、製品の特性を理解した塗布アプローチが不可欠です。